- セキセイインコのしらたま(2歳)が舌をケガしました。
- 引くぐらいの血が出ました。
- メス同士のケンカは命にかかわります。
放鳥中、きなことしらたま大喧嘩
きなことしらたまを室内で放鳥していたときのこと。
いつものように2羽でいっしょに遊んでいたと思ったら、突然もみあいのケンカが始まりました。
「ゲゲーッ!」と悲鳴をあげるしらたま。
パタパタパタと飛び去って別の足場にとまったしらたまは、
なんだか「ウェッ、ウェッ」とえづくような仕草をしていました。
よく見ると…
クチバシにベットリと血が付いていました!
…なぜっ?なぜクチバシに血がつくの!?
怪我した部分をつついて付着したのか、はたまたクチバシ自体を怪我したのか・・・
きなこの様子を見ると、ただただ、きょとんとしていました。ヒントにならんやつ。
再度しらたまに目を向けると、足場に止まったまま呆然としている様子。
ショックを受けたのでしょうか。
とにかく「クチバシの血」は飼い主にとっても初めての経験。
有識者の意見を聞いてみたく、近隣のペットショップ(「獣医さん」も把握しておくべきでしたね)に電話してみました。
しかし、多忙だった様子で繋がらず。
そうこうしているうちに、しらたまは我に返ったようで、
シュッ、シュッ、と毛づくろいをはじめ、さらには室内を飛び回りだしました。
ふだん通りの行動です。「もう回復したのか?」とちょっと安心したのですが。
次の瞬間、
しらたまは
口からでろりと血を流しました。
今度は「血がついている」というレベルではありません。流血です。
血がポタポタとしたたり落ちるレベル。
そのくせ元気に飛び回るものだから、床に、壁に、止まり木に、点々と血の跡がついていきます。
身体の小さいインコにとって、出血は命にかかわる大ごとです。
ダメだ!これはダメだ~!!と思い、カゴに戻してしらたまを落ち着かせることにしました。
カゴの止まり木に止まって、何度か血をこすりつけていましたが、
幸い出血はおさまったようです。
といっても、いつまた再発するかわかりません。
先ほど電話して繋がらなかったペットショップに、しらたまを持ち込むことにしました。
車で20分程度かけて訪問。
様子をみてもらい、以下のことを教えていただきました。
・「舌」をケガしているね。
・もう血は止まっているね。
・あとは安静にするほかないね。
あと、メスのインコ同士では、どうしてもトラブルに発展することはあるので
カゴは分けて、当面接触は控えた方がいいだろう という助言もいただきました。
仲良くやってるように見えたんだけど…ダメか。
きなことカゴを別にして様子見。
帰宅後
言われた通り別のカゴにしらたまを移し、きなこと離して経過を見守ることにしました。
しかし、血は止まっているのに元気がないしらたま…。
エサを食べる様子もないので、心配になってきました。
「舌をケガしているから、エサの殻をむいて食べることができないのか?」
と思い、今度は近場のペットショップへ相談に行きました。
そこで、殻無しのエサをひとつと、試供品の「ペレット」をいただいて帰宅。
「ペレット」は今まで使ったことがないですが、栄養はしっかりしている模様。
ただ見た目も匂いも金魚のエサみたいでした。ま、不味そう…
案の定、しらたまも食べようとしません。
殻無しエサの方も、チョンチョンとつつきはするものの食べている様子はありません。
う~ん…結局心配は解決しないままです。
続きは次回にまわします。
番外:ケンカの原因は発情か
今回、しらたまがケガをするに至った「きなことのケンカ」。
これの原因は、放鳥中にふたりがいた場所だと予想しています。
きなことしらたまは、室内に吊り下げたズボンのあたりにいました。
ズボンのポケットは、きなこのお気に入りスポット。
今にして思えば、これは「発情による巣作り」の行動だったのかもしれません。
そんな状態のきなこに、しらたまが不用意に近づいて攻撃を受けたのかと思います。
しらたま、きなこの尻を追いかけるのが大好きなので…
インコの習性、きなことしらたまの嗜好について、ちゃんと考えていれば防げた事故です。
「カゴの中でケンカしないのだから、放鳥しても大丈夫だろう」と甘くみていました。
カゴから出たときにナワバリ争いが起きるなんて、と
ただただ後悔するばかりです。
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