仕事が忙しく全然書けませんでした。つづきです。
- 動物病院につれていったきなこの診察。
- 入院しても体調回復せず。
- 自宅にて看取り。
診察室にて
体調を崩して動物病院に行ったきなこ。
体重は38グラムで、思ったよりは軽くないです。
しらたまは30グラムを切るか切らないか、でしたので。
お腹が膨らんでいるが、固くはないので卵詰まりではなさそう。
でもフンが出ていないので通常の状態ではない…ということでまずはレントゲンを撮りました。
膨らんでいる箇所が、卵のできる位置とは違うらしいです。
背中側にできもの(腫瘍?)がみられ、消化管や肺、心臓といった臓器が圧迫されて苦しいのでは?との診断でした。
提案された選択肢はふたつ。
・入院して、血液検査と投薬で様子をみる
・外科手術による腫瘍除去
ただし手術は、体力的に厳しいうえ、そもそも原因が明確でないので効果があるか不明。
切っても何も見つからずにいたずらに消耗する可能性もあるとのこと。
ひとまずは「血液検査と投薬」という方針になりました。
きなこ、入院です!
入院中の経過
う~ん、ブログ書くために過去のメモを見返してたらしんどくなってきました。
入院開始となったきなこ、入院になると、1日1回面会が可能というシステムです。
入院当日の夕方、妻がお見舞いに行きました。
やっぱり元気がない。先生の話では、フンが黒くて内臓が傷ついているだろうということ、
強制給餌をしても吐き戻してしまうということでした。
酸素提供と温度管理で保っているものの、このまま衰弱が進むだろうとの見解…
薬を変えて様子をみて、体調が変わらなかったら連れ帰って看取ろうという結論になりました。
つらい。
病院から連絡~引き取り
入院3日目、7月26日の夕方、動物病院より電話がありました。
きなこの様子が芳しくないそうです。
本当にもう死ぬかもしれないという切羽詰まった空気だったので
車でお迎えにいきました。
プラケースのまま引き取り。
きなこはぐったりしていて基本的に無反応。ときどき目を開けたり、軽く動いたりするものの
それ以上の体力はない…という感じでした。
自宅にて
自宅に着く前に死んでしまうのではないかと覚悟しましたが
そこはきなこの底力。存命のまま家に辿り着きました。
時刻は夜9時。きなこはもう寝る時間ですが、このまま朝を迎えることはないだろうという覚悟はありました。
プラケースに布を掛けたら終わりな気がする、でも煌々と明かりをつけているときなこにも負担。
なので、電気を消して様子を見ていました。ときどきガサガサと床を引っ搔いたり
プラケース内で歩いてみたり、そしてまた目を閉じてうずくまったり。
そして深夜1時を過ぎたころ、きなこは
ふいにバタバタバタっと跳ねたあと、動かなくなりました。
覚悟はできていたとはいえしんどい。
体調不良を認識してから3日と、短い期間で亡くなってしまいました。
ちょっと前までは元気に飛び回っていたのに…小動物の命は本当に儚いものだなと思います。
明けて翌日の朝、病院に電話して、プラケースを返すための連絡、きなこが亡くなったことを伝えました。
きなこに関しては自宅での看取りだったので、本当に状況報告だけのつもりだったのですが
後日、病院よりお供えの花束が届きました。お心遣いが染み入ります。
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