- セキセイインコのきなこ(2歳)が初の産卵。
- でも軟卵という異常卵。
- 元気そうなので経過を見守ります。
なんと卵を産みました。しかしふつうの卵ではなく「軟卵」。
深夜に謎の鳴き声
きなことしらたまのカゴに布をかけ、おやすみモードにしていた夜のこと。
きなこのカゴから「キュ、キュ」という不自然な声が聞こえてきました。
時刻にして深夜0時半。普段なら寝静まっている時間です。
変な声でしたが、きなこだから大丈夫だろう
という謎の安心感がありました。
一応布の下から様子をうかがってみると、きなこはカゴの側面に張り付いてコッチを睨んでいました。
普段と変わらない様子だったので、邪魔してごめんねと布をかけてオヤスミ。
その後も「キュ〜キュ〜」という声は続いていました。
どうしたんだきなこ…
翌朝、謎の物体を発見
翌朝、カゴの掃除をしようと床部分を引き抜くと、プラケースに入った草場に奇妙な物体が。
アーモンドチョコくらいのサイズの、モチっとした白い物体。パックンフラワーのように一部分が割れていて、そこから黄色い液体がドロッと流れていました。
最初に思ったのは
「ヤベッ、食べかけのお菓子を投げ込んでしまった。早く取らないと!」
で、ゴミ袋の口を広げたところでちょっと待てよと。
食べかけの駄菓子をカゴに入れるってなんやねん。
そもそもこんなお菓子は食べていない。
じゃあこれはなんなんだ…
グミのような…ウズラの卵のような…た、卵!?
そう、それは卵だったのです。
「軟卵」というらしい
なんだかプヨプヨしていて、自身の常識からは大きく外れているものの
最近のきなこの様子から察するに、きなこが産んだ卵だと考えるとしっくりきます。
とりあえずネットで検索…
こういう卵は異常卵の一種で「無殻卵」とか「軟卵」というみたいです。
殻が形成されないまま出てきてしまった未熟な卵で、
カルシウムの摂取不足や、日光浴不足、初めての産卵時に起こることがある。とのこと。
ちなみに相方となるオスはいないので、メスが単独で発情して産んだ無精卵ですね。
念のため写真も撮りましたが、割れた状態なので
見る方によってはご気分を害されるかもしれないのでご注意ください。
写真はこちら
きなこの様子
卵を見つけなければスルーしてしまいそうなくらい、きなこの様子は普段どおりでした。
餌はよく食べてるし、活発に動き回ってもいます。
ただ「ろう膜」の色が濃く、厚くなっています。発情の証拠ですね。
卵を産んだからかお尻が少し赤くなっていました。
発情を抑えて様子見
発情をさせないためにテントは取り外し、放鳥やふれあいは控えるようにしました。
カルシウム不足の疑いがあるので、ボレー粉を餌に混ぜ、陽当たりの良い窓際にカゴを移しました。
「セキセイインコは一回の産卵で5個くらい卵を産む」という情報がありましたが
件の軟卵以降、卵を産む気配なし。かといって卵詰まりをおこしているようでもなさそうでした。
餌も食べます。言われてみればちょっと食事の量が減ったような気もします。
元々体力のある個体は、体調を崩してもわかりにくいとかいうし…
しらたまの予後観察を兼ねて、きなこも病院で診てもらう予定です。
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